新種のスズメと双眼鏡

新種のスズメと双眼鏡
新種のスズメと双眼鏡

サカダチです。

夏は暑い。
暑くても空気の入れ替えのために窓を開けなくては。
すると「ちゅんちゅん子」のスズメが庭に。
で、そんなスズメとサニオの話。

窓のそばでスズメを見ながら動かないサニオ。
「朝ごはんたべるよ!」とその場からシブシブ。
しかしなんかブツブツと考え込んでいる。
しばらくして

「双眼鏡!」

朝ごはんを済ませ、さっそくおもちゃ箱の中を物色して。
使命感に駆られたように双眼鏡を持ち出し窓際に陣取り裸眼でスズメを探す。
なんのための双眼鏡…。

「いた!」

スズメは庭の柿の木の下に。
サンダルを履きソロリソロリと柿の木に寄ってスズメに近寄り。
おもむろに双眼鏡を構えスズメを。

「近い!近い!」

双眼鏡はそういうふうに使うんじゃない。
それじゃあ顕微鏡だよ…。

兆しのサカダチ

今回の兆し

バカとハサミとサニオとソウガンキョウ