憧れに近づき、やがて追い超していけ!

憧れに近づき、やがて追い越していけ!
憧れに近づき、やがて追い超していけ!

サカダチです。

にかく動いていることが使命のような「喋るマグロ」であるサニオ。
基本、他人のプレーには全くと言っていいほど興味がありませんでした。
ですがあることをきっかけに、人のプレーにも興味を持ち、観察しマネするようになったんです。
そのきっかけが岡田侑大選手です。

今回はサニオがなぜ岡田侑大選手を好きになったのかという話を少し。

サニオがバスケを習い始めたころ、とても仲が良かったタオくん(仮名)という子がいました。
タオくんは当時の幼児クラスではずば抜けて上手な子。
そのご両親もまた凄まじいバスケ熱の持ち主で、会うたびにいろんなバスケの話をして盛り上がりました。
そんなタオくん、教室に来るときは決まって赤い背番号2のTシャツを着て現れました。
サニオは仲の良いタオくんのTシャツがとても気に入っていて、意味もわからず同じTシャツを欲しがったんです。
それが千葉ジェッツ背番号2番、富樫勇樹選手との偶然の出会いでした。

富樫選手はタオくんの憧れ。
そんな想いがサニオにも伝染していき、いつしかサニオの憧れの選手にもなっていきました。
でもサニオ自身も口で言うだけで、実際には冨樫選手がどんな選手でどんなプレーをするのか、よくわかってなかった気もします。
もちろん家族でBリーグの試合をTVで見るときはサニオの好きな富樫選手のいる千葉ジェッツの試合をみていました。
僕自身は千葉ジェッツのトランジションバスケが好きですし、いやむしろ千葉ジェッツのファンかな。
ただサニオは好きなはずの富樫選手を全くと言っていいほどみようとしないんです。
すぐに飽きちゃうし、結局は別のことを始めてしまうしで。
親としては富樫選手のようなすごい選手のプレーをみて、バスケの勉強して欲しいと思いました。
いや、まして好きな選手ぐらいは追いかけるぐらいのことはして欲しいと。
当時としては、そんなこともバスケ熱のバロメーターだとも若干勘違いもしていた気もします。
でも、まだまだ幼いししょうがないよなと思う反面、タオくんとも比較をしてしまって。

やがて幼児の部を卒業しタオくんともお別れに。
そして今のミニバスチームに所属し、環境もどんどん変わっていきました。
が、やっぱりサニオは人のプレーにはあまり関心を示さず…。
そんなこんなで結構な時間が過ぎていきました。

でもそれが変わる出来事(試合)あったんです。
忘れもしない2021年3月6日の千葉ジェッツvs富山グラウジーズ戦 第26節GAME1。
我が家としては千葉ジェッツの応援でつけていたTV。
その画面の中で一際目を延くスーパープレーを連発する選手がいました。
それが岡田侑大選手。

岡田選手はなにをやってもどんな体勢でもガンガンシュートを打ってきて29点を稼ぎ出す大活躍し富山グラウジーズを勝利に導きました。
このときの試合、初めてと言ってもいいぐらいにサニオが食い入るように試合の行方を見守っていました。
いつも応援している冨樫選手のいる千葉ジェッツを完全にねじ伏せてしまったインパクトある、あのプレー。
試合終了後、高ぶる興奮が覚めたと同時にサニオは岡田侑大選手のファンになっていました。
もちろんサカダチもダルマさんもあの試合は忘れられません。
家族全員、完全に岡田選手にやられてしまいました。

今までもチームのキャプテンにも憧れは持っていたし、冨樫選手にも憧れていました。
けど、サニオの中ではフワフワと漠然としたものだったのかな。
でもこの試合の岡田選手をみて心に湧く感動とともに憧れを身近に置けるようになったようです。
もちろん憧れとは選手でもあり、プレーでもあったりもします。
それ以来、サニオは「なにか」を見逃さないようにアンテナを張るようになりました。
そしてピンとくるカッコいいプレーをマネしたりするようになりました。

「巨人の肩に乗って遠くを眺めること」
捉え方は少し違うかもしれないけどこのメタファーはとても重要だとサカダチは考えています。
上手くなるには憧れてマネをし近づこうとする努力はとても大切です。
そのうえでさらに上を目指し自分色に変えていけばいい。

サニオは岡田選手という巨人をみつけたのかな。
頑張って頑張って肩の上に乗れるよう頑張れ!
そしていつかは超えられるといいね!

兆しのサカダチ

今回の兆し

僕は、あの人に勝ちたい(by:アムロ・レイ)