サカダチです。

ミニバスプレーヤーの保護者の皆さん！
我が子のバッシュ（バスケットシューズ）の選び方どうされていますか？
ただただサイズが合えばいいや！なんて安易な選び方していませんか？（小さすぎるとサイズさえも選べないんですが・・・）
またバッシュってオシャレな要素もかなり強いので、ついついカッコいいモノを選びがちですが・・・
もちろんミニバスなのでバッシュを履くのはもちろん「子供」ということが大前提です。
成長期の子供達の身体は敏感かつとても繊細。
だからこそ「子供」の特徴や特性を「思慮・考慮・配慮」して選ばないと身体のトラブルや怪我の原因になってしまいます。
ただただサイズを合わせるだけではなくバッシュ特有の機能や性能をしっかり理解して選んであげることが重要なんです！
今回はバッシュ選び、とくにミニバスプレーヤーのバッシュ選びについて話を少し。

子供の成長を助けることは親の「責務」です！・

まずは我が子の足のカタチをよく知っておこう！

日本人特有の足のカタチとして世間一般には幅が広くて甲が高い「甲高幅広」が通説になっていますが・・・
これはこれであり、我が子の足のカタチに当てはまるとは限らないんです！
これはやっぱり購入前にしっかりとお店で測ってもらったほうが賢明です。
大型スポーツ量販店には大体「足形測定器」が設置されており無料では測ってくれます。
以前は板に足を乗っけて目測で測るみたいな感じでしたが、最近はかなりしっかりとした高性能足形測定器がほぼほぼ置いてあります。
サイズ以外にも足のカタチ・重心の位置もしっかり分析してくたりするので我が子のありを理解するには十分です。
もちろん詳細なデータはプリントアウトもしてくれるので次の購入の参考にもなるのでありがたいです。
ネット購入は便利で助かりますが、まずはしっかりお店に出向き我が子の足の理解に努めましょう！

子供は成長と共に足のカタチも変化するのでマメに測定し直してみましょう！

足のカタチがわかるとバッシュの世界が見えてくる！

先ほども述べましたが、日本人特有の足のカタチとして世間一般には幅が広くて甲が高いという傾向があるようです。
逆に外国では足幅が狭く甲が低いという傾向が強いようです。
これら傾向は各国のシューズ作り、もちろんバッシュのカタチにもかなり反映されています。
この辺りがよく日本のバスケプレーヤーに海外メーカーのバッシュはフィットしないと言われる所以にもなっているんですね。
もちろんデザイン・クッション・グリップなど素晴らしい機能を備えた海外メーカーのバッシュもたくさんありますが窮屈すぎて足に合わなければまったくもって意味がありません。
見た目重視に走ると足に合わないバッシュを買ってしまうことにもなりかねないので注意しましょう！

バッシュ選びでの「オシャレ重視」はある意味で賭けでもあります！

軽い身体の動きに影響を与えるバッシュの「屈曲性」とは？

ミニバスプレーヤー、特に体が小さく軽い子が一番気にしてほしいポイントはバッシュの「屈曲性」です。
バッシュおよびシューズ全般における「屈曲性」とは、シューズ全体の曲がり方を示すモノです。
バッシュを手に取り縦に曲げてみてもらいその曲がり具合が「屈曲性」の有無ということになります。
大人が履くバッシュは往々にして曲がりにくい、つまり硬い（屈曲性が悪い）ものが多いです。
このある程度の硬さはバッシュのネジれやユガみを抑制する効果があり切り返しなど俗にいう「キレ」というモノに影響します。
それと同時に硬さからくる反発性により推進力も生み出しています。
海外メーカーなどではカーボンで作られた板（シャンクプレート）を靴底に装備したモデルもあります。
ただこれは大人のそれ相応の体重があるからこそ活きてくる機能であり特性なんです。
このような大人の体重を考慮して作られたバッシュを小さく軽い子供が履いてしまうと・・・
身体がバッシュに負けてしまいます！
子供の体重が軽すぎるために靴底が曲がらず「キュッ！キュッ！」とも言わず「バタッ！バタッ！」と固い足音がしてしまうんです。
もちろんこれでは子供達のチカラが十分に地面に伝わらなくなってしまいます。
このような硬いバッシュでプレーし続けてしまうと足裏に大きな負荷をかけてしまい「足底腱膜炎」などの痛みにもつながる恐れがあります。
まずしっかりと現状の我が子の体重をチェックし「屈曲性」との関係を考慮しながら、相応のバッシュを選ぶようにしましょう。

屈曲性簡単テスト

バッシュのかかととつま先を両手で持ち双方をくっつけるように曲げてグニャっとなったら屈曲性「良好」なバッシュです。

※お店では雑に扱っているみたいに見えるので結構やりずらいです・・・

いろいろ調べてみると外国メーカーが販売しているジュニアモデルのバッシュは、大人向けの小さいサイズという感じが強いですね。
確かにお店などでバッシュの曲げ調査をしてみると残念ながらやっぱり硬いモデルが多いのが現状でした。
もちろん国外メーカーでも屈曲性の良いモデルもありますので、購入の際は屈曲性を確認することをオススメします。
それに対し国産メーカーのバッシュには、子供専用に制作されているミニバス特化型の「屈曲性」がしっかり配慮された柔らかいモデルがラインアップされています。
カッコよさを求めるあまりデザイン重視で選んでしまうとどうしても海外メーカーを選択してしまいガチですが、子供に身体の特性に合わせるなら国内メーカーのミニバス特化型バッシュを選ぶのがベターです。
最近？では国産メーカーもかなりカッコいいデザインのモノもあるしカラー展開も豊富なので、なかなかどうして国産バッシュもかなりオススメですよ！

それでも我々中年は白バッシュが大好きなんですけどね

男女の違いも少しは気にしておいてもいいかも

市販されているバッシュはほぼほぼメンズかユニセックスの男女兼用ですが、やはり男女の違いを考慮したモデルもあったりします。
女性特有のカタチとしては男性の足に比べ、「かかと」が細い傾向があるようです。
最近では女性プレーヤーのシグネチャーモデルも発売されていますので少しは男女の違いを考慮しておきたいですね。

女の子は靴紐を変えてオシャレを楽しんでますよね！

プレースタイルも考慮してみるとバッシュ選びはさらに深みを増す！

ジャンプや切り返し動作を多用するバスケットボールというスポーツで一番多く注意しなければならない怪我といえば「捻挫」です。
足首の「グリッと！」を抑制する一番の対策は「くるぶし」までしっかりと覆って保護することでありそれを具現化したモデルがハイカットやミドルカットのバッシュでもあるんです。
ただ足首までしっかりホールドしての捻挫対策ではどうしても足首の可動性が悪くしてしまうデメリットも発生してしまいます。
その点、くるぶしが出ているローカットは縦横ともに足首の制限が少なく柔軟な動きにも対応してくれます。
その他にも軽量性やフィット性などのメリットもありますがやっぱり足首がカバーされていない分捻挫はしやすくなってしまいます。
上記したバッシュの特性を踏まえまだまだ身体が未発達で動きも不規則・不安定なミニバスプレーヤーを思慮・考慮・配慮してみると・・・
子供達に履かせたいバッシュは怪我の防止や身体の保護などなど「ミドルカット」が多く採用されているのもわかります。

成長とプレースタイルに加え怪我防止も加味しバッシュを選びましょう！

インソールを変えてみるのもなお良し！

子供の成長や動きを踏まえ選んだバッシュの性能をさらにあげたいと思うならインソールに変えてみることをオススメします。
ベストにマッチしたインソールに変えることてびっくりするほど動きやすさと履き心地が変わってきます。
もちろん動きやすさはプレーの質の向上させ、さらには怪我や痛みなどの軽減にも効果があります。
とくに５〜６年生のミニバスプレーヤーになると「成長痛」などさまざまな痛みに悩まされることが多いかと思います。
そんなとき効果が一番高いのが「インソール」なんです。
速さを活かしながらのステッパーなら足裏のカタチにしっかりフィットするインソール、高さとジャンプ力を活かしたリバウンダーならクッション性の高いインソールがオススメです。
ただしインソールも各メーカーごとそれぞれに特徴と特性がありますのでプレースタイルや体格などを踏まえ慎重に選びたいところです。

成長する足に合わせていくにはお金がね・・・

意外とわからないバッシュの買い替えどきは？

もちろん成長していく子供達ですので足も簡単に大きくなってしまうモノ。
当然サイズが変わるのであればバッシュも買い替る必要があります。
ただバッシュがずっと変わらない子って意外と多いんですよね。
しかしながらバッシュも消耗品ですので、時間とともに劣化はしていきます。
子供のバッシュをチェックしてこのような症状がでていたら買い替えを検討しましょう。

アウトソールが磨耗して磨り減ってきた

成長・特性によって子供の動きはマチマチですが、よく使う部分の溝がなくなってきたら滑りやすくもなりますので注意が必要です。

アッパーに破れてしまった

意外とアッパーメッシュが破けている子を見かけますが靴の中でのホールド性がかなり損なわれてしまうのでご注意を！

シューズがねじれやすくなってきた

経年劣化によってバッシュ自体の強度・剛性が下がると動きが支えられず怪我の元になってしまいます。

ミニバスプレーヤーのバッシュは身体の成長やシューズの劣化などを考慮すると半年に1回は買い替えてあげるのがベターですね！

ただただ怪我だけはして欲しくないですね！

これを見かけたらどの子にも注意してあげましょう！

バッシュはバスケットボールをプレーする上で一番の相棒と言うべき存在でもあります。
それなのに子供たちはかなり雑に扱っているのをよくよく見かけます。
物は大事にしてほしいとどの保護者も願っているはず！
だからこそこんなことをしていることもたちを見かけたら嗜め程度に注意してあげましょう！

外では履かない！

バッシュは体育館で使用することを目的としたシューズです。
野外で使用してしまうとグリップ性能に大きな影響を与えるので絶対にやめましょう！

かかとは踏んじゃダメ！

バッシュを含め靴全般でよくよくかかとを踏みながら歩いている子供よくみかけますよね。
これは絶対にNGです！！！
かかとにはかかとを安定させプレーをサポートする「「ヒールカウンター」というパーツが入っています。
このことからわかるようにかかとのホールド性はバッシュの性能しいてはプレーの質に大きな影響を与えます。
かかとを踏んでしまうとヒールカウンターを変形させてしまうことにもなりますので絶対にやめましょう！

まだまだ子供達も買ってもらっている意識のバッシュだけにモノへの愛着は沸かないのもわかります。
ただ、道具を大切にすることはプレーの丁寧さにもなります。
プレーが丁寧になれば絶対にミスも減ります。
「上手くなりたけければモノは大切にする」
チームにはぜひ徹底してほしいですね！

ファッション要素も十二分にあるバッシュですのでそのうち大好きになることでしょう！

子どもは基本的に身体にも道具にも無頓着です！

まだまだ言わなければ爪も切らないしツンツルテンの服でもお構いなしだし・・・
ミニバスプレーヤーの小学生たちはいろんなことにもまだまだ無頓着です。
まぁ恥ずかしいコトならまだ笑っても済ませますが、こと怪我に直結することは大問題。
だからこそ、しっかり足に合ったバッシュを我々親がしっかり見定めて選んであげたいところです。
やがて大きくなれば、「言って・やって・買って」で好き勝手に進んでしまうモノ。
親としては今のうちだけのこんなこともしっかり楽しみましょう！

バッシュ選びで子どもの能力を引き出してあげられたら最高ですね！

ミニバスプレーヤーにオススメしたいバッシュはこれ！

サニオも気づけば6年生、ミニバス最終学年となり自チームではキャプテンとして頑張っています。
ここではそんなサニオの相棒として共に頑張り履き潰してきた歴代のバッシュを簡単ながら紹介します!
もちろんサニオ自身はまだまだ道具に対してそこまでこだわりもなかったので実質サカダチが選んでました。
そんな親目線と実際に履いていた子目線でのおすすめバッシュですのでぜひ参考にしてみてください。

サカダチ個人的な意見でもあるんですがやっぱり日本人の足のをよくよく理解してくれているのは国内メーカーなんだろうと思っています。
そうなると国内ダントツNo.1シェア！日本が誇る「アシックス」がやっぱりオススメですね！

アシックスはミニバスプレーヤーに向けたバッシュ、その先の中学・高校生向けバッシュも豊富にラインナップされています。
子供の成長はもちろんプレー強度にもとても合わせやすいので本当にオススメですよ！

アシックスは男女ミニバスプレーヤーの定番モデルが盛りだくさん！ミニバス会場はほぼアシックス1強ですよ！