戦いから何を学ぶか? ー愛と正義とパンチ&キックー

戦いから何を学ぶか? ー愛と正義とパンチ&キックー
戦いから何を学ぶか? ー愛と正義とパンチ&キックー

サカダチです。

男の子は強いヒーローが好き。
ほんと取り憑かれたように大好き。
もちろんサニオも例に漏れず強いヒーローが今でも大好きです!

前回は子供との戦いごっこにおけるリサーチの大切さを綴りました。
今回はパンチ&キックから子供は何を読み解くのかを考察します。
ヒーローのパンチ&キックについて第2弾。

まずはウルトラマン。
ウルトラマンは宇宙の平和を守るため戦っています。
つまり平和のためのパンチ&キックなんです。
ただただ平和のために鉄拳制裁をしているといっても…。
戦っている怪獣や宇宙人にも様々な境遇があるわけで、ウルトラマンはそれを察し汲み取っています。(バルタン星人とかジャミラとか)
なので、むやみやたらにぶん殴っているとは到底思えず…。
ウルトラマンのパンチ&キックは「愛」を持って殴っているように感じられるんです。(もちろん悪いヤツもいますが)

つぎにドラゴンボール。
主人公の悟空と言う輩は宇宙のため世界のために悪と戦っているように思えますがじつは違います!
じつのところ、ただただ「強ェヤツ」と戦いたいだけの戦闘民族サイヤ人なんです。
作中にも随所にそのフシが出てきますよね。
そう、相手を叩きのめし自分の強さを確かめるためのモノなんです。
なのでドラゴンボールのパンチ&キックには「愛」がないに等しいと感じます。

ウルトラマンごっこでは怪獣の境遇を考えながら。殴って愛を学び殴って正義を思考してもらいたい。
いいぞ、ウルトラマン!
でもドラゴンボールごっこでは「サイヤ人思考」に引っ張られ「愛」のない戦場でパパとしては痛いだけになる可能性が大です…。
勇ましく殴り続ける子供達を見て悟空はきっと「わくわくすっぞ!」と笑みを浮かべ、やられているパパに対しては「でぇ〜じょ〜ぶ!デレゲンベール(ドラゴンボール)があっからよっ!」と…。
軽いぞ、悟空!

で、いったい子供たちはヒーローから何を学ぶのか?
子供たちにちってパンチ&キックこそ正義そのものですよ!
なので子供はヒーローからなにも学ばないですね…。

「殴って蹴ってやっつけて勝つ!」それだけ!
深いこと考えずたくさん殴らせてあげましょう!

兆しのサカダチ

今回の兆し

お友達は叩いちゃダメだよ!戦いごっこはお父さんだけ!